2011年11月26日土曜日

2011.11.16 万国博覧会と未来(学)-1

本日の『真鍋博と未来学』(by東京造形大学大学院)のテーマは「万国博覧会における未来(学)」、ゲストは草刈氏@丹青社、広澤氏@乃村工藝社、そして真鍋真先生@科学博物館、吉村浩一先生@法政大学、です。


本日のフローを開始する前に、事前に真鍋先生から下記の宿題が出ていました。



「明日の授業のスタート時に、大阪万博って何?と聞かれたときに、Twitterで140字以内でつぶやくとしたらどうするか、考えてきてください」 

はじめに、履修生のみなさんに、ひとことで「つぶやいて」いただき、その言葉に至った思いを語っていただきました。
その内容は、後ほど、みなさんにこのブログにアップしていただきます。

(1)大阪万博の記録映画を一通り(173分)みんなで見て、少なくとも映像的な共通のグランドを作ってから、
(2)履修生のみなさんには、大阪万博という過去の出来事を現代の同世代の人たちに解説するとしたら、どのような画像(静止画)をつかって、どのような
解説をするのかを各自作業をしていただきます(前回同様、ブログにアップロード)。解説の前段では、画像の顕在的属性に重きを置き、後段で潜在的属性や
背景の情報を付け加えていただきます。
(3)みなさんの発表に対して、草刈さん、広沢さんや私たちのコメントをフィードバックし、真鍋先生からは、真鍋博が大阪万博に関して語っていたことな
どをご紹介いただきます。みなさんには、これらのフィードバックを踏まえて修正版を作成していただきます。
(4)現代の私たちはどのように未来を考えるのか、未来を考えようという意識を共有出来るのかというようなことをディスカッションし、
(5)東日本大震災など、今日の出来事を未来のみんなと共有するためには何をどのように残すべきかに着いてもディスカッション出来れば良いのではないか
と思っています。 
※映像は約3時間と長いのですが、履修生のみなさんがこれまでに大阪万博に関する映像を見たことがあるとしても、目立ってわかりやすいプロパガンダな部
分だけをかいつまんで編集した手短なものがほとんどであろうと思います。
しかし今回の授業での取り組みは、一生のうちに3時間連続して記録映画を見るという経験自体がそんなにないかもしれないうえに、3時間見続けるうちに実
に様々なことを考える/考えざるを得なくなる、という点からも貴重な経験になると思います。 


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