2011年11月26日土曜日

想像と共有〜「未来派は想像して拓け」小松左京

今回に先立ち、下記の番組のアナウンスをしました。
再放送予定のない番組なので、見逃した方はNHKオンデマンドに加入しましょう…(笑)

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日時・11/24(木) pm 7:30~7:56 
放送局・番組名 NHK総合『クローズアップ現代』 
「未来は想像して拓け~小松左京からのメッセージ」 
番組HPで、放送前日から上記放送予定番組の詳細が見られます。 
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/index.cgi 
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 全て(ひとりで)知る、ということはできないから、専門的に詳しい人に聞く、とか、体験をして、考え、考えたことを話したり、現したりして、人から評価をもらって、また手直しして、また現して、を繰りかえしながら、だんだんと知っていく。

「システムにからめとられる…」

『トランス・サイエンスの時代〜科学技術と社会をつなぐ』小林傳司著、NTT出版、2007

記録し、伝えること

災害状況のデジタル・アーカイブ記録ガイドについて(第一次案)
NPO法人日本デジタル・アーキビスチ資格認定機構

100年前のセントルイス博を子供の時に体験した人たちの老年になってからのインタビューや歴史学者の発言、当時の記録映像を編集したドキュメンタリー映画がある。
ただ記録したものでは膨大すぎて、誰かが編集して短くしないと多くの人には見切れない。

未来学の未来?

(メモ書き)

国際SFシンポジウム
「未来学」は今や全世界の多数の優れた知性が参加する、シリアスな学問領域になっています。。。私たちはSFをさらにいっそう「新しい状況b」にふさわしい「人類の文学」たらしめる可能性の探求を目指して…
1970年:映像世代(劇画世代)が読書人口の過半数を占める

『絵で見る20年後の世界』林雄二郎

未来問題の国際会議@オスロ
1967年9月12日〜15日
林雄二郎氏の国際会議出席のための後援
黒川徽章25000
真鍋博25000
小松左京25000
能村龍太郎50000



・現実逃避ではない、絵空事ではない、日本固有の風土に根ざした「近づけmたくりよせる未来を」の提案
科学技術の先行する未来ではなく、有機的で神経や精神につながった未来、変わるべきもの、変えてはならぬもの、変えられないもの、変貌のはやいもの、遅いもの、動かぬもの、それを調整し

国際未来学会(1970年@京都)
SINIC理論@
Technology Assessment@Robert W. Lamson

『AERA』1995年1月2日+9日号、10-11
林雄二郎:戦後復興、所得倍増計画等の長期計画の多くは、世の中うごきについていけずおはらいばこ

1970年3月:大阪万博ー未来都市、バラ色の夢
1970年4月:京都で国際未来学会
1970年代:公害問題が顕在化
1973年:オイルショック
未来学が急速に下火になっていった

EXPO'70 人類の祭典・その感激と記録

祭りは豊作ののちや、大漁ののちに行われるのではなく、次の豊作のために、次の大漁のために行われるのだ。現代の文明を謳歌するだけのものならそれは見本市であり、古い博覧会の姿でしかない。
…人間はこうして次々機会の予想を狂わせたのだ。

Internatinal Post Cards Association

1964年、ニューヨーク博「Dream or Reality?」

日本の大阪万博が決定するのが1965年、その前年に星新一夫妻と真鍋博もニューヨーク博を見学に行った。
岡本太郎、1967年(56歳)大阪万博テーマ館の展示プロデューサー就任。
視察先のカナダ・モントリオールでの宿泊ホテルの便せんに描いた太陽の塔のイメージスケッチが残されている。

1904年、セントルイス万博

ルイジアナ買収100周年として開催された。
「Human Zoo」=eco museum、実演展示、のようなこと。
来場者はいろいろな国のいろいろな人々の暮らしを動態観察する。
日本からはアイヌ民族の人々が、生活を見せた。
博覧会終了後、母国に帰りたくないアフリカの人々がそのままアメリカの家庭に入るという顛末も。

展示空間のデザイン

大阪万博前までの展示業界は見本市などの博覧会は手がけていた。
先に開催された海外の万博を見学して必要アイテムを学んだ。
大阪万博パビリオンの内装は映画の美術屋さんが、小松左京氏らのシナリオをすがたかたちに起こしていった。
パビリオン自体は建築会社。
アメリカ館での太陽テント。

インテリアデザイン
西武百貨店(当時の堤清二)
天井高は低く、壁は汚く、細長い土地
日本橋三越や高島屋は100年の歴史で床、壁、天井、完璧に出来ていて「内装」する
デザインして1年もたつと汚れてまた作り替えて…どんどん流行に合わせて変わっていくことができる。

ライフスタイル

レストラン:
ガラス張りで中で食事しているのを見る経験。
食事しているところを人に見られることを恥ずかしいと感じる”旧感覚”の刷新。

ファッション:
記録映画の中ではじめの頃、男性のファッションは白いワイシャツにスラックス、とか、背広姿が多い。
まだVANなどのカジュアルファッションは東京のお洒落な人たちの嗜好品で、一般的にはまだまだ…。
ただ、半年間の万博期間中に少しづつ、男性も女性も、カジュアルなファッションが増えていく。

便利生活:

その後数年のうちに郊外型ファミレスやファストフードが普及した。
カラーテレビ、車、クーラー(3C)

万博幻想

「人類の進歩と調和」
桑原武夫(京都。文化人類学)
=「進歩と不調和」を乗り越えていく、ネガティブな面も盛り込んでいくんだという意図。
そんなにみんながポジティブな気分だったわけではない時代。
丹下健三氏57歳、岡本太郎氏60歳

堺屋太一氏(通産省)「万博はお国自慢」
→万博以前と以降ではライフスタイルが変わった(別の記事へつづく)

戦争問題→当時、ベトナム戦争真っ最中。日本は後方支援国→反対運動
公害問題→四日市喘息、水俣病=因果関係の証明の難しさ
戦争と化学兵器→「沈黙の春」レイチェル・カーソン、DDT問題


『万博幻想〜戦後政治の呪縛』吉見俊哉著、ちくま書房、1995

『行為と妄想〜わたしの履歴書』梅棹 忠夫、日本経済新聞社、1997
大阪万博のテーマに関する京都フループの関わり、なども読めます。

『成長の限界〜ローマ・クラブ「人類の危機」レポート』ドネラ・H.メドウズ、大来佐武郎 訳、ダイヤモンド社、1972


日本原子力発電(電力会社が共同)、敦賀一号機の送電電気が万博会場の電光掲示板に供給された。
万博誘致が決まると通常の大阪市民の需要量ぶんくらいを確保しないといけない。

黒部第四発電所(水力)黒部ダム
工事のためのトンネル大工事
その電力量よりも原発一基のほうが大きい

水力発電量日本一:佐久間ダム=35kw/h
用水発電所:100万kw/h
火力発電所:発電までに半日くらいかかる

独立行政法人 日本原子力研究開発機構
http://www.jaea.go.jp/

当時の東京の大学生のなかでの雰囲気では大阪万博がものすごく話題のトレンドになっていたわけではなく、大学闘争の余韻があったり、「大学生が行くにはちょっと…な観光地的なところ」と、やや冷ややかにみるイメージもあった。
スカンジナビア館の公害テーマなど、難しく真面目なテーマに取り組んだ内容もあり。

戦争問題の次に、環境問題に関心が高まっていった。
『The Whole Earth Catalog』

2005年6月12日、スタンフォーフォド大学の卒業式での故スティーブ・ジョブス氏のスピーチの中でも引用されています。
http://video.google.com/videoplay?docid=9132783120748987670

(次の記事に続く)

大阪万博〜想像以上に文化的?

万国博覧会は一種、二種、とあり、1970年大阪万博=一般博、その次の一般博@日本は2005年の愛知万博。

「もっと、”未来”技術


EPCOT〜万博ってテーマパークみたい?

映画を視聴した履修生から
「万博ってテーマパークみたい」
との声がありました。
そうですね、そこにはつながりがあります。

Experimental
Prototype
Community
Of
Tommorow

1983年開設のEPCOT Center、テーマ型展示=万博をテーマ・パーク化したようなイメージ。

http://en.wikipedia.org/wiki/Epcot#The_Official_Album_of_Walt_Disney_World_Epcot_Center

大阪万博の計画時はモントリオール万博(映像技術の博覧会ともいわれる)、乃村会長、有田会長もWalt Disneyの展示を克明に見学していた。
科学万博計画時期にはEPCOT Centerを見学した。

1964年NY博の頃は、鉄のカーテン、東西冷戦の危機的な時代。
UNICEFの依頼によりIt's a small worldを制作

http://en.wikipedia.org/wiki/It's_a_Small_World

やはり万国博覧会というのはその時代ごとに共有される問題意識がテーマになっているのですね。

2011.11.16 万国博覧会と未来(学)-1

本日の『真鍋博と未来学』(by東京造形大学大学院)のテーマは「万国博覧会における未来(学)」、ゲストは草刈氏@丹青社、広澤氏@乃村工藝社、そして真鍋真先生@科学博物館、吉村浩一先生@法政大学、です。


本日のフローを開始する前に、事前に真鍋先生から下記の宿題が出ていました。



「明日の授業のスタート時に、大阪万博って何?と聞かれたときに、Twitterで140字以内でつぶやくとしたらどうするか、考えてきてください」 

はじめに、履修生のみなさんに、ひとことで「つぶやいて」いただき、その言葉に至った思いを語っていただきました。
その内容は、後ほど、みなさんにこのブログにアップしていただきます。

(1)大阪万博の記録映画を一通り(173分)みんなで見て、少なくとも映像的な共通のグランドを作ってから、
(2)履修生のみなさんには、大阪万博という過去の出来事を現代の同世代の人たちに解説するとしたら、どのような画像(静止画)をつかって、どのような
解説をするのかを各自作業をしていただきます(前回同様、ブログにアップロード)。解説の前段では、画像の顕在的属性に重きを置き、後段で潜在的属性や
背景の情報を付け加えていただきます。
(3)みなさんの発表に対して、草刈さん、広沢さんや私たちのコメントをフィードバックし、真鍋先生からは、真鍋博が大阪万博に関して語っていたことな
どをご紹介いただきます。みなさんには、これらのフィードバックを踏まえて修正版を作成していただきます。
(4)現代の私たちはどのように未来を考えるのか、未来を考えようという意識を共有出来るのかというようなことをディスカッションし、
(5)東日本大震災など、今日の出来事を未来のみんなと共有するためには何をどのように残すべきかに着いてもディスカッション出来れば良いのではないか
と思っています。 
※映像は約3時間と長いのですが、履修生のみなさんがこれまでに大阪万博に関する映像を見たことがあるとしても、目立ってわかりやすいプロパガンダな部
分だけをかいつまんで編集した手短なものがほとんどであろうと思います。
しかし今回の授業での取り組みは、一生のうちに3時間連続して記録映画を見るという経験自体がそんなにないかもしれないうえに、3時間見続けるうちに実
に様々なことを考える/考えざるを得なくなる、という点からも貴重な経験になると思います。 


広層植物/高層植物



「広層植物/高層植物」(1976)の解説案

都市に林立するビル群を、植物が本能的に縦へ横へと成長していく姿に例えた作品である。都市においては、ビル群は植物の様に自然的に成長し、植物は計画された中で人工的に成長していると作者は語っている。環境問題や食料問題の観点から、今日では建物の壁面などを活用した垂直緑化・農場が行われ始めているが、まさにここで描かれていることが地で起こっている。今日のこの状況は、人間と植物の共生と言うべきか、または、人間の植物への服従と言うべきか、あるいは、人間が植物に服従している姿なのか。今、我々は植物と腹を割って対話すべきなのではないだろうか。

2011年11月12日土曜日

健康情報


「健康情報」



医師と対話する男性、老人夫婦と若い夫婦と子供の家族、そこから去って行くように描かれた家族のシルエット、教師が生徒たちに鳥の画像と地図を比較しながら、環境問題について説いている様子などが、開かれた人間の掌の上に広がっている。
掌というモチーフは、情報と人を象徴するものではないだろうか。情報はまさにわたしたちの手を経て、文字、図像、形態などの様々な、情報を生み出す。さらに、手相はしばしばその人の人生を表すとも言われるように、掌そのものが、その人を物語る情報基地といってもよいだろう。
掌が一色で描かれていないことにも注目したい、これは、まさに健康状態を表しているように思われる。また、掌をぐるりと取り巻くように道が配置され、個性を表すような配色人々のシルエットが描かれており、掌という情報基地が持つ役割を象徴的に表した作品といえる。


都市の悪魔



 この作品は「別冊新評」の表紙として1972年に描かれた。

 ネクタイを締めたサラリーマン風の男。彼の赤紫色の腕はシャツと同化し、その指には鋭い爪が見える。また、耳は尖りその頭には触覚のようなものがある。それらは彼が悪魔である事を示唆している。男は歌舞伎の見得のようなポーズをとっており、感情の昂りも感じとれる。
 背景のビル群は荒涼な大地に飲み込まれ、暗い空には不穏な空気が漂う。
 
 都市で働く人々は「悪魔」となってしまう可能性を秘めている。この作品はそれを危惧し、人々に警告しているのかもしれない。

 

ハネムーン


「ハネムーン」(1974)の解説案

未来の新婚旅行をテーマに描いた作品である。画面上部の濃い青で描かれた部分を宇宙空間、それ以外の明るい黄色で描かれた部分を地上として描き、そのようにして画面を大きく分割した構成にインパクトを覚える。宇宙空間には宇宙船で新婚旅行をする様子が描かれ、地上には宇宙空間へ旅立つための装置と、山や自然景観に溶け込んだホテルや住居などが描かれている。人間がお互いを愛するだけでなく、次の世代のために地上の環境を守るべきだという作者の先見的な思いが感じられる。

週末の風景 1989年

解説をやってみる!
<選んだ作品について>
(本)真鍋博の世界 
(作品)
「週末の風景」
「朝日新聞」テレビCF「いろんな未来を考える」セル画
1989年(平成元年)240×384
セル、アニメカラー



<解説>
CFとはcommercial filmの略語であるが一般的ではないため、ここではCMcommercial message)と類似した言葉として捉えて欲しい。
「いろんな未来を考える」テレビCFにおいて、作者が「週末の風景」とあるていどテーマを絞って制作した作品である。
画面は自然を暗示させる緑色が大半を占めており、それ以外は都会のような近未来的建造物の集合体が左上に、その手前には家らしき建造物が集合している。都会のような集合体よりも、家の集合体の付近の方が緑地により近く、水色の曲線が川などの自然物を想定して描かれている。
1989年という時代を思い起こすと当時に類似した建築物は少なく、花の大きさや木の形態からも、この作品が未来を想定して人工的に構築されたものであることがわかる。
以上の事柄から作者である真鍋博がいろんな未来の一つとして、自然が都心からも近距離に隣接し、居住区においては自然の中に在りたいという意識が読み取れる。
また星が明確に表現されている事から、環境汚染のない未来を無意識的に訴えているのではないだろうか。

ピクニックサイクル

「ピクニックサイクル」(1973)の解説案

サイクリストたちが、緑のなだらかな丘を、高層ビルが林立する都会へと向かっている。空には気球が飛んでいるが、そのゴンドラも自転車である。中央の前輪二輪、後輪一輪の三人乗りの自転車は、前で舵取りをする小学生の男の子、後ろでペダルを漕ぐ両親の三人の力を合わせて前進する。右手を走る蒸気機関車はたくさんの煙を吐き、左手の枝にとまっている鳥はメタボ気味で、自転車に乗っている人たちの方がはるかに軽やかで爽やかそうに描かれている。

真鍋博のオリジナルキャプション
ピクニックに行くには自転車が一番。力を合わせてこげば、そよ風汗ばんだ顔に気持ちよく吹く。そして丘の上まで乗りつけて広げるお弁当のおいしさ。ピクニック自転車は自然に親しむ自然の車だ。
「自転車讃歌」(1973)より

’73 ニュー・オフィス



真鍋博さんが1973年に描いた某企業の企業広告である。
1973年はちょうど日本の高度経済成長期の納めであり、企業は経済の景気に非常に希望を持っており、社会の雰囲気も「東洋の奇跡」という誇りを囲まれつつ、生活水準を向上していた時期であった。このイラストからみると、蜂の巣のような斬新なオフィス空間で、人々が働いている。これが、働く人を蜂に例えているのかを思わず連想する。よく見ると、各オフィスのインテリアがそれぞれで、ユニフォームのない、男女が平気で仕事をディスカッション、という風景は、アメリカ大企業のように、平等性、そして自由性を社員たちに与える感じがした。また、オフィスの中に植物が植わっているというのが、環境への取り組みを宣言しているではないかのも、感じられた。この絵は奇妙な透視画法で描かれており、多様な働き場を見事に見せてくれた。

「絵画に顕在しているものを生かす展示解説」の検証

(講義の続き)

解説内容は根拠をもたなければならない

作品から受ける感情やイメージの広がりに比べれば、
物理的事実の知覚は多くの鑑賞者に共有されやすい

1)知覚可能な事実から出発する記述(顕在的属性)
2)作品から受けるイメージの広がりに関する記述(潜在的属性)
3)作品や作者に関する知識情報に関する記述

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このあと、ブリジストン美術館所蔵&WEB公開されている解説文を例題に
・顕在的属性
・潜在的属性
・背景情報
を読み分けてみました。

<例題1>
カミーユ・コローの<<ヴィル・ダブレー>>(1835-40年、油彩、カンヴァス)

<例題2>
アメデオ・モディリアーニの<<若い農夫>>(1928年頃、油彩、カンヴァス)

そこでの多くの議論を経て、「鑑賞教育への応用」提言へと講義は進みました。

その後、履修生各自が真鍋博作品から例題を選び、解説文を作成して、議論の題材としました。



2011.11.12のメモ

前回(2週間前)に実施したパック分析のレビュー、続きから。

真鍋博のイラスト作品「にぎやかな未来」を見てわかること。

・ストーリー
・時間帯:平日の仕事帰りの夕方
日曜日?
書類袋を持っている
着ている服からして春ではなく秋?
・ボタンを操作している男女の関係

・この人たちは何をしているのか
・この人たちの背景に描かれている風景とどんな関係があるのか
ボタンで操作しているのはバーチャルな風景?
他の描かれたものは地面の上にあるのがわかるが、この二人はどこにいるのかわからない
手前のふたりは現在にいて、未来の映像を見ているのかもしれない
未来カーに乗っている人とボタンを操作している人のファッションが違う
タイムマシーンのようなもの?
この二人とまわりの風景の違和感


・印象
人口密度は高くない
食住が近接した環境
服のパターンが背景の建物のパターンと似ている

・空にいろいろなものが浮かんでいる
・地上にあるものはさほど斬新でもない
・ブラジリア
・髪型やファッションは、これが描かれた時代のまま

・タイトルが示唆するもの
・作家の名前から知識が影響するもの

・この絵に関する情報を持たず、タイトルも作家名も知らないまま見た人にとって思い浮かぶことは?
・1960年代に描かれた未来ではなく、今、描かれたものかもしれない、として見る。

・顕在的なもの
二人の男女
三人家族
高い空間を結ぶスカイウォーク
飛行船型のヘリコプター
円盤状の宇宙ステーション風のもの
アメリカの国旗のように見えるスタジアムっぽい?
男女のファッションが秋っぽい
右の空に星と月
車が走る道路が直線ではない
動く歩道は直線ぽい
手前の男女が操作するボタン
屋上緑化
空が群青色
真ん中に浮いている同性のような球体
右に見える海に大きな船がいて深そう
手前の海は遠浅?

黄色の建物の後ろにある赤い球体
太陽かと思ったが、月星が出ているので、空に浮いている球体?
この空間は地球ではないかもしれない

横浜のみなとみらいみたい
シンガポールみたい?
動く歩道、湾の入り方、ホテルの形状