2011年12月10日土曜日

12月10日のトピックス(予定)


ゲスト講義最終回となります本日も豪華ラインナップでいきます。
冒頭より、真鍋博夫人と、元愛媛県立図書館司書で真鍋博コレクションのアーカイビングを担当なさった吉見八重さん、前回「万国博覧会と未来(学)」のゲスト講師・広澤広太郎氏がご臨席なさいます。
その後17:00から、元小松左京担当編集者で現在インターネット・プロバイダーNECビッグローブのゼネラル・プロデューサーとしてコンテンツ育成事業に手腕をふるわれている日置徹氏もかけつけてくださいます。

予定している内容は、前半13:20-17:00くらいまで、吉村浩一先生をリーダーとして真鍋博著作「イラストからの発想」「鳥の眼」を解釈しなが
ら、視覚心理学のトピックスを講義、みなさんと議論します。
「鳥の眼」というのは、真鍋博自ら撮影した航空写真をもとに、全て手描きで書き下ろした鳥瞰地図の作品集で、その仔細な描き込みが、米粒よりも小さい面積になった「空間のパーツ」を見つめる楽しみを教えてくれます。
吉村先生と言えば、知覚心理学の世界では逆さ眼鏡研究の第一人者として著名な業績をお持ちで、今回、「鳥の眼」に対して、モグラの目(視界)はその左右反転像となる、という切り口から、視覚世界の認知と描写の関係を探るご講義をいただきます。

その後、真鍋真先生、粟野と三人で、前回までの「万国博覧会と未来(学)」「鑑賞教育における美術解説」のフォローアップをします。
その後17:00くらいから、吉見八重先生からのプレゼンテーションをうけて、真鍋博夫人にインタビューするようなかたちで話題を起こしていき、みなさんと議論します。
最後に1月21ー22日に大学のCSギャラリーで開催される大学院プロジェクト科目報告展示会の展示プラン、履修生への課題を発表します。

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